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継続は力なり

先日大人の生徒がひどく落ち込んでやってきました。

つい先日まで弾いていた曲が、すっかり弾けなくなっている、

あんなに練習したのにまるで覚えていない、

自分は忘れっぽいたちだと自覚しているが、あまりにひどい、

こんなことでピアノを続ける意味があるのだろうか、と。

 

それは誰でも思うことですよね。

毎日続けていても、変なミスが増えたりもします。

合格した曲をキープする難しさは、みんな感じていると思います。

 

でも私の目から見れば、その方は、熱心な練習の甲斐あって、硬かった指はしなやかになり、音感も育ち、

バッハの曲が弾けるようになって、レッスンも楽しい時間を過ごしていました。

1年前の動画を見ると、明らかに今とは違う、こんなに上手になったんですよ、と申し上げたのだけど、

どうにもこうにも立ち直れない様子。

 

そんなもんですよ、と無責任な言葉でお終いにしてしまったのだけど、

みなさんはどうしていますか?