昔、私が子供の頃、教材はバイエルが主流でした。
バイエルは、最初に右手も左手もト音記号から始めます。
左手がヘ音記号に変わったときに、混乱してしまう子が多くいました。
その後主流になったのは、ピアノの真ん中のドから、右手も左手もスタートする方式。
右手はト音記号、左手はヘ音記号で、ドからどんどん広げていきます。
楽器店の中には、右手はト音記号の下のド、左手はヘ音記号の下のドから始める教室もあります。
まあ、この3つには今まで対応してきましたが、
昨日お試しレッスンに来てくれた子が使っていたというテキストは、
右手はト音記号の高いド、左手はヘ音記号の低いドから始まっていました。
うわぁ、
こんなテキストがあったか、、、、
この音域に対応しているテキストは、市販の楽譜でも、探すのが難しそう。
でも、なんとかしなくちゃ。
とりあえず、特別プログラムで進めましょうか。
導入期の教室を探している保護者の皆さん、
その先生がどの音からスタートする先生なのか、
ちょっと気にしてみてください。
転勤族の方や、教室を変わろうとしているときに、違う方針の先生につくと、
お子さんが混乱してしまいます。
お気を付けくださいね。